幼春 第十章「そして結末」



その後何度か電話をした。いつも他愛のない話をした。こんな電話は今までになかったものだ。僕の名前はいい名前だとおばあさんが言ったとか、相性を見たいから弟の名前と生年月日まで教えろとか、今まで会ったときに遅刻したことが一回あってそれは時の記念日の六月十日だったとか、僕の家に来たのはいつでそのときはどういう目的だったとか、僕は日記のせいもあって過去のことをよく覚えているつもりだったが、N子も記憶はよかった。
だんだん僕の緊張感は薄れていった。いわゆる恋人たちの会話を繰り返すようになり、僕はしまりのない顔に変わっていった。現実のきちっとした答えを出すよりも、いつまでもこの状態が続くようにと密かに思うようになっていったのかもしれない。
N子から彼女の写真が郵送されてきた。たいしたコメントはついていなかったが、「安心しています。」ということばが妙に僕を喜ばせた。それと、僕たちは、六月と八月は運勢がよくないそうで、何をやってもだめだとも書いてあった。こういう内容は、僕の思っていたN子からは遠い感じのするものでもあった。奮闘していたテーマ企画も無事発表が終わった六月のある日、いつものように会社から夜遅く電話をかけた。
僕は、N子からもらったあの手紙以来の舞い上がった状態のままだった。
「もし、もし。私は、ちょっと後悔してるの。例の手紙を出したことを。」
「え? 例のって五月の?」
「そう、気にしないで。手紙って好きだけど、書いてから読まれるまでの時間が結構あるでしょ。だから、ちょっと気持ちがずれることもあるみたい。」
「今は、気持ちが変わってるってこと?」
「そうじゃないの。でも、なんかちょっと・・・。」
「わかんないなぁ。僕はさ、なんども言うけど、今とってもいい気持ちなんだよ。何も疑っていない状態なんだよ。それはわかっているでしょ。」
「ええ、わかってる。だからこそいいのかなって。やっぱり私のことをほんとはわかっていないんじゃないかと。後でがっかりされるんじゃないかと思うの。しばらくはこのままの状態でもいいんじゃないかと・・・」
「よせよ、もう。何度でも言うよ。僕は君がずっと好きだった。君はいつもほほえんでいるばかりだった。それがとうとうこっちをはっきり見るようになった。そうだろう。その事実以外に何が必要だって言うんだい。」
「そうね。ごめんなさい。」
僕は、やっぱり今までと同じように、N子に振り回されてる自分を見つけた。なんとかしなきゃ、彼女を地に足着けさせなきゃ、またどっかへ飛んでいってしまいそうだ、と思った。
僕は、写真をお返しに送った。自分の写真なんて恥ずかしくて人に見せたくはないものだが。

前略
写真ありがとう。僕も何枚か送ります。
会社で一年先輩と撮ったもの、英会話のサークルで鎌倉に行ったときのもの、です。
僕は君をしっかりと支えていきたい。
君が恐れて足がすくむようなときは僕がぐいぐい押してあげるつもりだ。
安心して一緒に進もう。

KN子様
IH

しばらくして電話した。
「もしもし、写真着いた?」
「うん、着いたよ。ありがとう。」
「感想は?」
「感想ったって。そうそう、一緒に写っている人は、きっと付き合いはいいけどわがままタイプよね。おばあちゃんが言ってたわ。」
「そうか。言われてみるとそうかもしれないな。僕は?」
「あなたはいいんじゃないかって。相性が。」
「そうかい。」
「私ね。押されたくないの。」
「なんのこと?」
「あなた手紙でぐいぐい押してあげる、なんて書いてたでしょ。私はいやよ。押されたくないわ。あなたには前に出て私を引っ張って欲しいの。」
「それは考えすぎだよ。僕は君の陰に隠れるつもりなんかないよ。ごめん。言い方が悪かった。」
「そう。でも、多分あなたの無意識の意識、気持ちが現われていると思ったわ。私、絶対いやだわ。」
「わかったから機嫌を直せよ。」
「私こうして電話してると、やっぱりだんだん昔に戻っていく気がするわ。なんか昔の状態の方が楽なの。」
「よせよ、もう、いい加減にしろよ。」
「怒った?」
「怒ってないさ。」
「あなたはね、私がほんの一ミリ動いたつもりでも、一メートルくらい動いたと思ってしまうみたいね。もうこれから何も気軽に言えなくなってしまうわ。私はこういう人なのよ。わかってると思ったのに。」
「そういう君のものの言い方について、他の人からもなにか言われたことあるだろう?」
「ないわ。こんなこと、他の人の前では言わないし、やらないわよ。」
『それは僕だから?』と言おうとして僕はやめた。
「ねえ、聞いてる?」
「聞こえてるさ。わかったよ。僕が十分ついていけないのが悪いんだな。」
「ほら、また付いてくなんて言った。私は付いてきて欲しくないと言ったでしょ。」
「君があばれすぎるからだよ。」
「そんなことないって言ってるでしょ。ちゃんと見てよ。」
「いいよ。わかった。頭を冷やしてみるよ。」
「そういう引いた言い方しかできないのね。」
「じゃどう言えばいいんだよ。」
「怒ればいいでしょ。私を。」
「怒る前に考えるんだよ。君が怒られるようなことをしたか、僕が悪いことをした結果なのか、とか。だからどうしてもタイミングがずれてしまうんだよ。」
「追い詰めちゃったかしら。ごめんね。」
「そんなことないよ。」
「あのね。実はね。」
「え、まだなんか問題があるのか。」
「そうじゃなくって、七月五日に京都会館でね、マンドリンの独奏会があるの。川口さんて新鋭のマンドリニストよ。そのチケットを手に入れたの。帰ってこれない?」
僕は咄嗟に『あ、運勢の悪い六月と八月のどっちでもない七月の話だな。』と思って、
「マンドリンか。それはいいね。きっと行くから。」
「よかった。」

そして約束の一九八〇年七月五日、土曜日がやってきた。そのころは土曜日にも出勤していたので、時計をながめながら、まだかまだかと昼を待った。昼の鐘が鳴るや否や僕は職場を飛び出し東京駅に急いだ。僕はN子に京都に着く時間を五時半と教えてあったが、上り新幹線の到着が遅れているとのアナウンスを下りと誤解して少し早めの列車に飛び乗った。ひかりは遅れることなく京都駅に着いた。約束の時間まで二十分ほどあった。五時二十分にN子が現われた。僕はにこにこしながら彼女に近づくと、
「なんで、もういるの? まだ三十分になってないのに。」
「少し早いのに乗っちゃったんだよ。」
「もう。私が早く来て改札から出てくるあなたを迎えたかったのに。私の方が早くあなたに気づいて手を振りたかったのに。」
「ありゃ。ごめんね。」
『N子ってこういう奴だったっけ。こんなかわいいところがあったんだ。』と僕は半分驚きの気持ちで彼女を見た。
「早く行こうよ。バスが便利だわ。」
「オーケー。」
僕たちは、市バスに揺られて目的地に着いた。開演までは時間があったので、ホールに附属のレストランで軽食をとった。カレーライスだった。それから早めにホールに入った。マンドリンというマイナーな楽器であるせいか、観客はまだまばらだった。僕たちは前から三番目くらいに陣取った。
「ここなら、指使いがよく見えるわ。」
「最近はマンドリンをやってるんだよね。だいぶ上達した?」
「どうかしら。私ね、マンドリンはずっと続けたいと思ってるの。」
「それはいいことだ。僕も住んでる町のマンドリンクラブを見つけたんだ。まだ行ってないけどね。マンドリンをやりたいと思っているんだ。」
「そう。」
そして演奏が始まった。夢のようなひとときだった。普通なら行かない遠い高校に入らなければ、しかもマンドリンクラブに入らなければ、ここにいるN子と知り合うこともなかったろう。同じようにマンドリンに始まって、長い道のりだったけど、あっという間でもあった。ついに僕はN子を得て、そして一緒に夜の京都でマンドリンを聞いている。僕は幸せの絶頂だった。N子の揺れる思いや気持ちを全て飲み込んだと信じた上で。
僕たちはマンドリン独奏の興奮に浸ったまま、夜の京都を散歩した。でも相変らず、肩は擦れ合ったが腕は組めなかった。僕は、その甘美な雰囲気に酔ったまま、決意もましてや甘いことばも、なにも口にしなかった。ただ、あしたの日曜の約束をした。
「あしたね、うちに遊びに来て欲しいの。友達を紹介するって両親に言ったの。」
僕は深く考えもせず応じた。まず奈良で会うことにした。駅に午前十時ということになった。
そして別れの時間になってしまった。僕は遅くなってしまった彼女を家まで送りたいという気持ちを現実のものにする前に彼女は乗り換えのために電車を降りた。僕たちにとって初めての、そして思いもよらず最後になってしまう夜のデートはこうして終わった。

次の日、七月六日、日曜日に僕たちは奈良公園にいた。ひどく蒸し暑い日曜だった。僕たちは奈良公園をただ歩きに歩いた。僕が皮肉にも彼女を引っ張って歩いたのだ。僕は今日何を言うべきか、頭の中でことばがうずを巻いている状態だった。あせればあせるほど何もことばが浮かんでこなかった。しまいには、『今日が決めるべき日でもないさ、またでもいいや』と思うようになってしまった。そして、言った。
「僕の父がさ。一度会わせろって言うんだよ、君に。」
「そう、うちの方が最初になっちゃったね。」
僕は、とんでもないことを言ってしまった。
「うん、僕はさ、友達だから、そのうちにって言ってるんだ。今日もただ挨拶すればいいんだろう?」
一瞬、N子が立ち止ったようでもあったが、僕はほとんど意識していなかった。
「そうね。それでいいわ。」
この会話の意味するところがどんなに重要なものであったか、後で僕は思い知らされることになる。
N子はとても疲れた様子だった。蒸し暑さに参ったんだろうと僕は思っていた。僕達は一緒に国鉄奈良線に乗った。木津駅のひとつ京都寄りで降りた。のどかな田舎の風景だった。N子の家は学校の前にあった。彼女の家は自転車屋だった。僕は、
「こんにちは。」と挨拶して入った。
「いらっしゃい。ようこそ。」とにこにこ顔のお母さんが現われた。N子は自分の部屋に消えた。
「暑いわね、今日は。」とお母さん。
「はあ、N子さんは少しお疲れになったようです。奈良公園を歩き過ぎまして。」
「そう。冷たいものでもどうぞ。」
「はい。ありがとうございます。」
 通された部屋には、ごちそうが並んでいた。僕はそこでやっとわかった。
『なんてことだ。そういう意味だったのか。今日の招待は。』
僕は、さっきの奈良公園の会話を思い出していた。僕は、『今日でなくてもいいかな』と思ったり、『友達』とか口走っていた。N子に大事な話を何もしていなかった。なのに、このごちそうだ。そのうち、彼女のお父さんも現われた。僕はしばらく専門の電話の話をした。内心とても焦っていた。『とにかく、この場をどうしのげばいいんだろうか』、とばかり考えていた。『彼女に何も言っていないのに、たとえ気持ちが通じていたとしても、御両親にいきなり結婚の申込はできないじゃないか、どうしよう。』
そのうち、彼女のお母さんが言いだした。
「もうN子も二十五ですしね。そろそろお友達も結婚される方が増えてまして。I君の周りではどうかしら。」
僕は完全におかしかった。ますます墓穴を掘った。
「いやあ、研究所は晩婚で、男は三十過ぎが多いんですよ。」
「まあ、それは困るわ。I君、今日は何か大事な話じゃなかったのかしら。」
「はあ、いや、その。」
そのときの僕を見るN子の両親の表情からは大きなプレッシャーを感じた。でも、僕は『まずN子に話さなきゃ。』との思いで一杯だったため、何もそれ以上答えられなかった。その会話中ずっとN子は下を向いていた。やっと食事が終り、両親は別室に引き上げた。そのとき、僕は言った。
「こんな席になっているとは思わなかったよ。ごめん。友達として来ればいいって君のことばを信じたんだけど。」
「・・・」
「僕と一緒に東京へ来てくれませんか。」僕の精一杯のプロポーズだった。しかし、N子は、
「考えさせて。」と言った。
 完全に僕の手順誤りだった。前日の夜、実家で
「あした、Kさんの家に呼ばれているんだ。」と言ったら、母が
「それは申込のセッティングよ、きっと。」と言った。僕は、
「いいや。遊びにおいでって言ってたからさ。前にうちに呼んだお返しだろう。」と言って母の忠告に耳を貸さなかったのだ。
僕はN子に、
「僕の気持ちは変わらないから。御両親に何も言えなかったのは、まず君に僕の気持ちを伝えてなかったからさ。そう言ってお佗びしておいて。」
「私、この家に両親を置いて遠いところへ行けない気がしてきたわ。とにかく考えさせてちょうだい。」
帰りはバスにした。僕はバス停までN子に送ってもらった。
「やっぱり東京に帰るのはあしたにしようかな。」と言ったら、
「そうね。」とだけ言った。
バスが来て僕は乗り込んだ。そのとき彼女は微笑んでくれたがその微笑みは凍っていたようだった。それが僕がN子を見た最後の瞬間だった。

僕は職場に戻ってから彼女の返事を聞くため電話をかけた。しかし、彼女は電話にどうしても出てくれなかった。代わりにお母さんが言った。
「I君。あまりにひどいんじゃない。N子、泣いていましたよ。日曜に両親の前で何も言ってくれなかったって。ただ東京へ来ませんかとしか言ってくれなかったって。私はもう思い切ったとも言ってました。」
「そ、それは誤解です。僕はN子さんのことがとても大切で、それで今までいろいろあったものですから、順番に手順を踏んで、と思っていたんです。僕の気持ちにいつわりはありません。」
「残念だけど、N子はあなたとお話もしたくないって言うので、もう電話もかけてこないで下さいね。」
「そんな。」
受話器を置くいやな音が耳にこだました。僕は受話器を握り締めたまま茫然としていた。
『これは一体何なんだ。これは。ちょっと待ってくれよ。僕もそのつもりで京都に行ったんだよ。そのつもりで君と会ったんだ。七月ってことも十分わかっていたさ。言おうとしたんだよ、奈良公園で。のどまで出かかってたんだよ。だからこそ、君を長い間公園の中を引っ張りまわしたんだよ。疲れてしまい、とても元気のなかった君には僕はもう言えなくなってしまったんだよ。まさかあの招待がそいう意味があるなんて僕には、うかつな僕には気が付かなかったんだよ。許してほしい。何度でも言うよ。君が好きなんだ。十年思い続けたんだ。好きなんだ。好きと言っては拒絶されることの繰り返しだったから、僕はとても臆病になってしまっていたんだよ。これを、こんどの君を逃したらもう絶対あとがないって思ったから、よけい焦ってしまって肝心なときに肝心な行動がとれなかったんだよ。君は二月の奈良の僕を見て見直したって言ったけど、これが僕の姿なんだ。作れない飾れない僕の姿なんだ。君は僕の何を見ていたんだろう。君の思う男の姿でない僕はそもそもだめだったって訳か。君は僕を知っていたんだろう、こんな僕を。付け焼き刃の元気で君はよかったのかい。生身の僕を受け入れることはできなかったのかい。』

無惨だった。あまりに無惨だった。結局僕たちは最後まできちんと気持ちの揃う時を共有することができなかった。そして、どちらにとっても悲しくあまりにも悲惨な結末を迎えてしまった。
僕の青春はこのとき死んでしまったような気がした。泣いた。叫んだ。壁をかきむしった。でも、もう何も起こらなかった。悪あがきのように長い手紙を書いて送ったが、それは何かをもたらすものではなく、単によけい彼女を悲しませ、僕自身を貶める以外の何ものでもなかった。僕はN子にもらった写真を焼いた。そしてN子が大学時代に僕のリクエストに応じて焼いてくれたコーヒーカップを割って埋めた。数日後、N子からは僕の送った写真が送り返されてきた。自分の写真を返してくれという事以外、何も書いていなかった。焼いてしまった写真を送ることもできず、僕は送り返された写真をまたアルバムに貼って歌を作った。本当に未練だった。

「未恋(みれん)」

なにもきかずに ただ ぼくの目を見てほしかった
うすっぺらな ことばには したくなかったんだ
こんなにあなたを ただ あなたを愛しているんだ
わかったようなふるまいは したくなかったんだ
ぼくの目を見て ぼくの心を聞いて
なにも いわなくても ぼくは ぼくは...
愛を 愛を 信じてほしかった

あふれでる思いや 気持ちは ぼくの口をからだを
がんじがらめに しばってしまったんだ
やさしいことばや 強く抱き寄せることが
そんなにそんなに 大切に思えたのかい
ぼくの目を見て ぼくの心を聞いて
なにも いわなくても ぼくは ぼくは...
愛を 愛を 信じてほしかった

愛を 愛を 信じてほしかった
愛を 愛を ぼくの愛を

突然の別れのすぐあと、僕は絶望したが、本当に彼女との糸が切れてしまったことで、逆に居直ったように仕事を始めた。使い古されていることばだが、おとなになったのかもしれない。悲しい思いとともに青春の多くの部分が遠くに去ったのかもしれない。また、僕はあまりに彼女のイメージが強いマンドリンの世界に敢て飛び込んだ。僕の町にあるマンドリンクラブに入ったのだ。N子を忘れるためではなく、忘れようとしても忘れられない彼女とのことを自分の中で自分なりに位置づけるためにも、僕はクラブに入った。迎えてくれた仲間はとても気持よく、そして自然で、僕の気持はとても安らいだ。マンドリンは僕の一生の伴走者として僕を支えてくれると思う。

とまれ、こうして振り返るとあまりに切なく、そしてあまりに幼すぎる僕の春の幻想が見える。今から思えばあのときにこうすれば、こう言えば、などいろいろ思うが、そのときに何もできなかったのがこの僕であり、僕以上の何物でもないのだから、そういう僕を愛することができなかったN子は、やはり僕のN子にはなりようがなかったのだ。きれいに割りきれることはとてもできない。僕は一生ある意味で悔やみ続けるだろう。そして悔やみ続ける僕を、僕はずっと認識していくだろう。自分の幼さと自分そのものを心の中で常に意識し、そしてその意識を下敷きに、次の新しい僕自身を構築していくであろう。僕は人間の成長を信じる。しかし、根本は変わりようがないとも思う。変わらないその人の核をどれくらい意識できるか、そしてその、その核にどれくらい新たな衣を時に合わせて身に付けていけるかで、その人らしさが決まるのだと信じる。


これで、僕の幼い春の記憶を元にした発酵物の記録を終える。

僕にこの小文を書かせてくれたマッキントッシュSE30とLC575に感謝します。
また、濃い思いをずっととどめてくれていた僕の数冊の日記にも感謝します。
そして何よりもこのフィクション作成に強い動機を与えてくれた朋に心からお礼します。

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